‘23年10月16日(月)・13日目 約32Km、47,262歩
帰りに土佐くろしお鉄道を使うので、和食駅に車を置かせていただきました。
6時過ぎに歩き出し、ほどなく琴ヶ浜かっぱ市の前を通過。
たいへん歩きやすい、国道沿いのサイクリング道路を進みます。
やす駅に併設された「道の駅やす」を過ぎ、香南市に入ります。
大日寺まで5.7kmの道標。
ブログで見たことがある高知黒潮ホテルの所で国道から離れました。
大日寺までわずか1kmほどの間に、「アクトランド」と「四国自動車博物館」がありましたが、今回は寄る時間がありません。
9時半過ぎ、第28番「大日寺」山門に到着。
お参りの後、次の札所に続く遍路道の入り口がわかりにくく、迷って何回も行ったり来たりしました。
物部川を渡り、畑の中の道を歩きます。
色とりどりのコスモスに心が癒されました。
松本大師で休憩すると外国人青年の遍路がいましたが、挨拶を交わしただけで会話はしませんでした。
その後、JR土讃線の踏切にさしかかると同時に遮断機が下り、高知行きの列車が通過するのを待ちました。
12時20分、第29番「国分寺」の山門に到着。
次の善楽寺の手前まで、国分川沿いのあぜ道を歩きます。曲がった木の枝を杖にして、歌を歌いながら歩く外国人遍路を追い抜き、あぜ道に入ります。するとすぐ行き止まりで、私について来たシンガーの失笑を買ってしまいました。
彼はフランス人で、しばらく一緒に歩きました。仏語はわからないので、英語で「あなたの歌を聴きたい」と言ったら、仏語ではなく英語の曲を歌ってくれました。
コンビニに寄るというフランス人青年と別れ、坂道を上り高知市に突入しました。
墓や民家の間を通って、14時半頃に第30番「善楽寺」に到着しましたが、山門の写真を撮り忘れました。
参拝後にJR土佐一宮駅に向かうも、道を間違えて遠回りしてしまいました。JR土佐一宮からJR御免に移動して、土佐くろしお鉄道に乗り換えます。16時頃に和食駅に着き、道の駅やすに移動しました。
(本日の一言)
今回が初めての遍路でしたが、外国人の多さに驚きました。お遍路さんの人数自体は、圧倒的に日本人が多いものの、ほとんど車かツアー(団体さん)です。こと歩き遍路に限れば、(個人の感想ですが)日本人と外国人はほとんど同じくらいの人数でした。
歩き遍路は時間だけでなく、特に宿を利用するとお金もたくさんかかります。道の駅などで、営業時間終了後にテントを張っている外国人遍路もたくさん見ました。
私が話をしたのは台湾人が最も多く、そのほかフランス・ドイツ・デンマーク・シンガポール・マレーシアなどの方々です。日本中どこにでもいる中国の方には会いませんでしたが、信仰の自由がないためでしょうか?
一方、欧州の皆さんが多いのは、キリスト教の聖地を巡礼する文化があり、「熊野古道」のように歩くための道が世界遺産になっているからだと思います。「四国の遍路道を世界遺産に登録してほしい」という声に対しては賛成も反対もしませんが、遍路という文化だけは残してほしいものです。
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