’23年10月18日(水)・15日目
約25Km、33,544歩
高知市内の駐車場からJR土佐一宮駅に向かい、バイクを回収しました。好天による放射冷却のためか、バイクは朝露で水浸しになっていました。ここからゴールの竜の浜Pに行き、種間寺に移動しました。
朝9時15分に種間寺を出発。「新川のおとし」の先に新川大師堂がありました。
ほどなく国道56号線に突き当たり、南下すると仁淀川大橋を渡り土佐市に入ります。
仁淀川も四万十川に比肩する清流で、しばらく歩くのを忘れて水面に見惚れました。
橋を渡りきると、しばらくは仁淀川の土手道を歩きます。写真右側に見える高架橋は、仁淀川を越える高知自動車道で、次の札所は左側の山の中腹にあります。
高知自動車道の下をくぐって寺に近づくと、大好きな昔ながらの遍路道です。
11時21分、第35番「清瀧寺」山門に到着。
お参りの後、下界を見ながら参道を下り、土佐うどんではなく讃岐うどんをいただきました。
店が多くにぎやかな高岡町内を抜け、県道39号線を南下します。塚地峠手前の休憩所でトイレ休憩し、横着して山道ではなくトンネルを通りました。
15時過ぎに第36番「青龍寺」に到着。
同校出身の元横綱「朝青龍」の四股名は、この寺の名前に由来するそうです。
参拝を終えて竜の浜Pまで歩き、種間寺に移動しました。寺の手前で、一昨日一緒に歩いたフランス人シンガー遍路に再会し、旧交を温め?ました。
その後、今夜の宿である「道の駅かわうその里すさき」に移動しました。次の日、遍路中で最も嫌な事件が起こることはつゆ知らず・・
(本日の一言)
歩き遍路の多くは、(一社)へんろみち保存協力会編の「四国遍路ひとり歩き同行二人」という地図を持参しています。様々なルートが掲載されていますが、すべての道はつながっていますので、距離や時間の差こそあれ目的地に到達することができます。
この地図に赤い破線(……)で掲載されている「歩行だけの遍路道」は、昔からあった道もたくさんあります。旧遍路道には、今日でも距離を示す「丁石」やお地蔵さんが残っている所も多く、趣があります。
当然ですが昔はトンネルなどないため、その上にある山を越えることになります。この日は県道39号の「塚地坂トンネル」を歩きましたが、歩行だけの遍路道は標高が100m近く高く、距離も500m長いです。
歩いても車でも、何日かかっても何回(何年)かに分割しても、どの道を通っても構いません。遍路に限らず、私の専門分野である経営も同じです。天候や体調など内部・外部の環境を見極め、より適切な方法やルートを選択する判断力が最も重要です。
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