’23年10月21日(土)・18日目
約32Km、44,819歩
JR窪川駅→道の駅ビオスおおがた
浮鞭駅7時半過ぎ発の列車でJR窪川駅に移動。
親切な運転手兼車掌さんが、お得な1日フリーパス(500円)を発行してくださった。
8時半頃に窪川駅から歩き出す。
国道56号から片坂越えの遍路道に入り、外国人のお遍路さんが道を譲ってくれた。黒潮町に入って国道に戻ると、今度は日本人遍路を追い抜いた。
しばらく進むと、接待所の方に声を掛けられ、ありがたくホットコーヒーとキットカットをいただいた。ほどなく、先ほど追い抜いた日本人と外国人遍路も加わり、4人で話をした。
外国人遍路は流暢な英語を話すデンマークの人で、通しで歩き高野山にも行きたいとのことだった。乗車駅は決めていないが、今日の宿がある中村までは土佐くろしお鉄道を使う予定とのことで、先ほど買った1日フリーパスを差し上げた。
ご主人によれば外国人のお遍路さんが多く、昨日はタイ在住のブラジル人が来たとのことだった。恐らく今まで何回かすれ違ったり追い抜いたりした、あの女性のことだと思った。
接待所のご主人にお礼を言って、他の二人より先に出発。国道をさらに南下すると、西松建設の出張所に遍路休憩所が設けられていた。
13時前に道の駅「なぶら土佐佐賀」前のローソンに着くと、遍路も使える休憩処のベンチがあり、弁当を買いありがたく利用させていただいた。
佐賀地区は土佐湾沿いに美しい海岸が続いており、広大な佐賀西公園がある。
その先には、テレビで見たことがある「土佐の塩丸」の製塩工場があった。ハウスの中には裸で作業をしている人がおり、汗の成分が人気の秘訣かもしれない。
伊の岬を過ぎると、足摺岬が遠望できる砂浜が広がる。
16時半ころに「道の駅ビオスおおがた」に着き、車で四万十市の銭湯「中村温泉」に行った。
(本日の一言)
車中泊の歩き遍路など稀有な存在で、私以外にほとんどいないと思う。あまり参考にならない情報かもしれないが、「道の駅ビオスおおがた」は素晴らしい拠点だった。
サーファーが多い入野海岸を含む「土佐西南大規模公園」の一角にあり、利用可能な駐車場が広い。また土佐くろしお鉄道の浮鞭駅まで1km以下と近いため、公共交通機関も利用しやすい。四万十市(旧中村市)中心部までも10kmほどで、大型店舗や飲食店、銭湯などもある。
道の駅の売店でぶりの刺身を購入して、車内で「土佐鶴」と一緒にいただいたが、¥400-と安かったにもかかわらず新鮮で美味しかった。最近見たテレビ番組では、パンに塗って食べる「宗田節ディップ」が紹介されていた。通販でも買えるようだが、秋に行ったときお土産として購入するつもりだ。
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